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執筆者の写真Yae Arai

Vol.21 正常性バイアスがハラスメントも招く



皆様、御無沙汰いたしております。

なんと7カ月ぶりの更新になってしまいました。


ありがたい事に、ハーバードビジネススクールの行動経済学を使った

ビジネスコーディア学の講演や研修も増えております。

 

今日お話しするのは、行動経済学の中の「正常性バイアス」

正常性バイアスとは、日常とは異なる事態が起きた時に、

「正常の範囲内」

「まだ大丈夫」

「この位大丈夫」と捉えて心が平静を保とうとすることです。

 

これはよく災害時の逃げ遅れの例として挙げられますが、

実はビジネスシーンでも多く存在します。

例えば、昨今話題になっている企業内のハラスメント行為。

実はこれも、多分に正常性バイアスが関わっています。

ハラスメント行為を見た第三者が、「この程度はハラスメント行為にならない」

と判断することによって、問題提起されず、

事が大きくなるケースも少なくありません。

更に悪い事には、こういうマインドが社員たちの中に広がると、

ハラスメントが起きやすい環境になってしまうということです。

きちんとした対策が必要になります。

 

株式会社オフィスグレースでは、

日本人女性初のハーバードビジネススクール行動経済学クラス修了者である

荒井弥栄による、

各企業様に適した、中堅から幹部の方までのトレーニングを行っております。

詳しくはお尋ねください。

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