皆様、御無沙汰いたしております。
なんと7カ月ぶりの更新になってしまいました。
ありがたい事に、ハーバードビジネススクールの行動経済学を使った
ビジネスコーディア学の講演や研修も増えております。
今日お話しするのは、行動経済学の中の「正常性バイアス」
正常性バイアスとは、日常とは異なる事態が起きた時に、
「正常の範囲内」
「まだ大丈夫」
「この位大丈夫」と捉えて心が平静を保とうとすることです。
これはよく災害時の逃げ遅れの例として挙げられますが、
実はビジネスシーンでも多く存在します。
例えば、昨今話題になっている企業内のハラスメント行為。
実はこれも、多分に正常性バイアスが関わっています。
ハラスメント行為を見た第三者が、「この程度はハラスメント行為にならない」
と判断することによって、問題提起されず、
事が大きくなるケースも少なくありません。
更に悪い事には、こういうマインドが社員たちの中に広がると、
ハラスメントが起きやすい環境になってしまうということです。
きちんとした対策が必要になります。
株式会社オフィスグレースでは、
日本人女性初のハーバードビジネススクール行動経済学クラス修了者である
荒井弥栄による、
各企業様に適した、中堅から幹部の方までのトレーニングを行っております。
詳しくはお尋ねください。