行動経済学には、時間選好に関わるコミットメントデバイスというものがあります。
自己コントロールを高めるために使用される方法で、
自身の行動を制約することで、望ましい結果を達成しやすくなります。
例1、目標達成の公言
社員がある目標を達成するために、チームや上司、
同僚に対して自身の目標を公言することで、プレッシャーや責任感が生まれ、
目標達成への動機づけが高まります。
例2、プロジェクトの進捗管理
プロジェクトの進行を確実に管理するために、タスクの完了予定日を設定し、
それに向けて定期的にチーム全員で進捗状況を共有するようにします。
これにより、タスクの遅延や課題の早期発見が可能になります。
面倒な事をあとまわしにする傾向があったり、
なかなか仕事が進まない時などは、このコミットメントデバイスを使う事が有効です。
これはビジネスだけでなく、ダイエットや投資等にも使えます。
オフィスグレースでは、
日本人女性初のハーバードビジネススクール行動経済学クラス修了者である
荒井弥栄による、
「行動経済学を使った企業内での心理的安全性の強化」や
「行動経済学を使った心理的安全性を育むフィードバック術」
「事業部制を成功させる3つのヒント~ブランディング・マーケティング・行動経済学~」
等の講座や研修、講演もしております。
詳しくは、お気軽にお尋ねください。